一宮市の法律事務所。JR尾張一宮駅・名鉄一宮駅から徒歩5分。相続・遺言・相続放棄・遺留分に関する個人の問題解決、及び企業法務。

事務所通信Blog

文房具

2021年10月28日

岐阜に新しくできたお店に行ってきました。

両面テープの種類の多さに驚きました。

文房具が好きな方にお勧めです★

 

(事務局)

カテゴリースタッフブログ

離婚事例

2021年10月26日

離婚においては、別居期間の長短が離婚が認められるか否かの判断基準となります。

特段の事情がある場合を除き、通常は3年程度が別居期間の相場と言われています。

私が担当する多くの事例では、男性の方が別居期間中婚姻費用として奥様(及びお子様)の

生活費を支払っているケースです。例えば婚姻費用が毎月5万円として、3年間婚姻費用を

払い続けた場合、5×12×3=180万円支払い総額となります。

このような状況で離婚裁判が続いている場合、男性の皆様はいくらの解決金を支払って

即時離婚をしたいと考えることが多いです。

 また、夫婦共有財産を表にまとめてみた場合、財産分与として財産を給付しなければ

いけない当事者が男性の場合、婚姻費用に伴う解決金と財産分与の給付での二重苦となりま

す。私が開所以来担当させていただきました男性の離婚解決事例を見ますとこのような

二重苦から、トータル財産分与及び解決金で500万円以上の支払いをされている方も

多く見えます。この額を少しでも少なくするためには、互いの財産を把握しておくことでは

ないでしょうか。また自営業の代表をされている方の離婚事例は男性の方が保有する会社の

株式、役員報酬の額が上記婚姻費用、財産分与に影響してくることになります。

仮に奥様の財産が把握できなくても自身の財産一覧表を作成して、財産分与の結果

自身がいくらくらい給付しなければいけないかシミュレーションをされることが必要です。

当事務所では特に男性側の離婚請求の場合、シミュレーションを基に離婚方針を立てさせて

いただいておりますので、ご相談の際は、ご自身が把握されている夫婦の財産資料を出来る

限りまとめてきていただけると明確なスタートを切れると思います。

最後になかなか離婚出来なくて苦しんでいた男性の方が離婚後色々な意味で解放されて

晴れ晴れとした人生を送られている方もいらっしゃいます。離婚裁判で払う金額と離婚後

得られる目に見えない価値も比較していただくことも必要かと思います。

弁護士平尾

カテゴリー解決事例

Halloween 2021

2021年10月15日

園内全体がハロウィン一色のオアシスパーク☆彡

フォトスポットもいっぱい!イベントを楽しもう♪(事務局)

 

   

カテゴリースタッフブログ

目印

2021年10月8日

1階の岡地証券さんの移転に伴い

ITKビルの屋上にあった大きな看板が撤去されました。

以前は当事務所の場所をご説明する際に

「岡地証券さんの大きな看板が目印です」

とお伝えしていました。

これからはどのように場所をご説明しようかと考え中です。

(事務局)

 

 

 

カテゴリースタッフブログ

【兄弟姉妹・遺産分割事例】

2021年10月1日

今回は遺産分割の解決事例を紹介させていただきます。

【遺産の内容】宅地・農地・預貯金

【問題点】過去の預貯金取引履歴において不透明な多額の引出がある事例

【解決内容】不透明な引出については当事者全員争わずに、現在ある遺産を法定

 相続人において相続割合に従い分割(宅地・農地の不足分については代償金にて調整)

【特に力を入れた点、考慮した点】

 預金の不当引出の問題については、訴訟でしか解決できない事項です。調停でいくら

引出の不当性を主張しても裁判所に取り上げてもらうことは難しいです。ただし、裁判に

おいては立証の壁という問題が出てきます。不当に引出した者が特定の相続人であるのか、

払戻伝票の筆跡を対照したり、払戻現金が誰に帰属したのかについても、受取書等銀行

業務に基づき作成される書類を弁護士照会制度により集める必要がありますので大変

手間がかかります。裁判をする場合は必ず費用対効果(裁判にいくらかけるか、いくらもどって

くるのか、戻ってくる可能性)を考慮して訴訟するか否かを検討する必要があります。

 農地の評価については、路線価で合意できればよいですが実際の取引価格は調整区域に該当

することも相まって、利用価値との兼ね合いで、路線価からかなりダウンした評価となる

こともあります。他方農地にこだわりを持っている相続人にとっては、どの農地を取得するか

否かで意見が衝突したりします。そうしますそ、現状誰が耕作しているのかということが重要な

要素となってきますので、取得したいと思う土地(宅地又は農地)については、取得したい意思

を外部的に表明できるような形で占有し、他の相続人の持分割合に相当する土地までも占有して

しまったことは、地代相当額の調整金において解決することが望ましいと思います。

所長弁護士 平尾 憲一

 

  

カテゴリー解決事例

ページトップへ