一宮市の法律事務所。JR尾張一宮駅・名鉄一宮駅から徒歩5分。相続・遺言・相続放棄・遺留分に関する個人の問題解決、及び企業法務。

事務所通信Blog

相続のご相談③(平等な情報開示について)

2020年10月30日

所長の平尾です。

相続問題において、争いになってしまう原因の第1位が、遺産情報の開示がきちんとされていない

ことではないでしょうか。各相続人がもっている情報が異なるのは、被相続人との関わり合い

において、やむを得ないことなのですが、情報がきちんと公開されていないと余計な疑義が生じたりします。

また、長男の方や、親の面倒を見てきた人が、全てもらう権利があると法律を誤解されている方も多く

次女や二男の方に全ての情報が開示されないまま遺産の勝手な処理が進められてしまうこともあります。

私としては、相続問題については、次のとおりの手順を是非踏んでいただき、紛争になる前に、皆様の

協議で、皆様の気持ちをくんだ遺産分割協議をしていただくことが何よりと考えます。

【手順】

① 遺産を管理してきた人(又は遺産に近い人)が相続人全員に対して同じ量だけの遺産の情報(コピー

 等でも構いません。)を開示する。

② 生前の介護、被相続人の財産維持への貢献、それに対する、率直な気持ちを話し合う。また、喪主の葬儀費用負担

 について平等に分担しあうのか。今後の供養をどうしていくのか、しっかり話し合う。

③ 基本平等に分割するも、上記②の結果を反映させることを許容し合う。

 

ただし、近年、直接話し合いをすることが難しくなっておりますので、どうしても、難しい方は、ご相談いただけ

ましたら、幸いです。 

 次回は、相続のご相談④、遺産の特長について、記事を掲載させていただきます。

 

入学記念樹

2020年10月20日

一宮市では、入学の記念として新1年生に入学記念樹が配布されます。

リンゴ、レモン、桜、オリーブ、多肉植物などなど、庭植えだけでなく、

鉢植えやベランダでも育てられる苗木があります。

我が家は、子どもの強い希望で栗の木を選びました。

成長が楽しみです。(事務局)

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秋の味覚

2020年10月15日

店頭に筋子が並ぶ季節になりました。

数年ぶりに、いくらの醤油漬けを作ることにしました。

筋子をほぐして、薄皮を取り除きます。

この時期の筋子はほぐしやすくてありがたい♪

奇麗になったらざるに上げて水を切ります。

醤油に漬けて一晩置いたら出来上がり★

醤油とみりん(酒)で漬けるレシピが多いのですが、

私はそこにカツオや昆布のだし汁を加えて優しい味にするのが好きです。

 

沢山食べられるのが、自家製の良いところ。

この時期にしか味わえない、美味しい秋の味覚です。

(事務局)

 

 

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弁護士との相性

2020年10月8日

所長弁護士の平尾です。

 季節の変わり目ですが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。

 当事務所にお越しいただきました相談者の方にもお話することがありますが、

 ご相談者の方に事務所選択の上で重点を置いていただいた方がよいと感じます

 ポイントをお伝えしますので、今後のご参考にしていただけますと幸いです。

 もちろん、ポイントを検討した結果当事務所よりも相談者により適切な事務所があるのであれば、

 そちらをお選びいただくことが大切だと思います。

 ① 相談内容の経験実績(どれだけ解決実績があるのか)

 ② 相談内容に共感してもらえると感じることが出来るか、話の間が合うかどうか。

 ③ 弁護士費用(疑問点が払拭できるまでお聞きいただくことが大切です。当事務所でも出来るだけ

   訴訟等の先を見越して、かかる費用をお示ししておりますが、弁護士に支払う費用以外にもお金が

   必要なこともございます。)

 ④ 現在どの程度の案件をかかえているのか(どれだけ能力が優れていても弁護士1人あたりが担当できる

   事件数には限りがあります。ご相談内容によっては、緊急性が高く、かつ、弁護士が書面作成以外で現場に

   数多く行くなど初動が大切な案件もございますので、それが可能か弁護士にお尋ねいただくことが大切

   だと思います。)

 ⑤ 専門分野(①のポイントと関係しますが、率直に弁護士にお尋ねいただくことがよいと思います。

   私個人としましては、著作権、特許権等の知的財産権の問題、医療過誤の問題は弁護士からみても

   かなり専門性が高い分野だと思います。企業紛争は、法律論ではなく当該企業がどのような業種に属し

   ており、また、業種特有の専門技術の知識を要する問題もございます。他方、相続・離婚・交通事故は

   必ずしも専門性が高いとはいえませんが、各種重点をおいて取り組んでいる事務所もございますので、

   複数の弁護士の意見を聞いて、一番ご自身が納得いく事務所をご選択いただくことがよいと思います。)

 

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